2013年9月19日 中秋の名月 - AstroArts
旧暦8月15日は十五夜。この日の月は「中秋の名月」として知られており、お月見をするのがならわしとなっている。今年の中秋の名月は9月19日で、一昨年と昨年に続いて満月当日となる。ふだん星や星雲星団を観察するときには嬉しくない月明かりだが、この日ばかりは名月を眺めて楽しもう。なお十三夜は10月17日。
中秋の名月 -つるちゃんのプラネタリウム
下の星図は2013年9月19日に見られる中秋の名月です。
東京で20時頃だと東南東の方角、空の中ほどよりもやや低い位置に月が見えます。
2013年9月の満月は9月19日の20時13分に起こりますので、一昨年と昨年に続いて3年連続で満月の中秋の名月になります。しかも多くの方が眺める時間帯は、真の満月が見られることになります。こんなドンピシャリな年は、なかなかありませんよ。
双眼鏡や天体望遠鏡で見ると、満月なのでさぞかしクレーターがたくさん見えるかと思いきや、満月頃の月はクレーターを見るのに適していません。でも、なぜ? それは、満月頃の月は正面から太陽の光を受けるので影ができにくく、立体感がなくなってしまうからです。クレーターを見るのなら、クレーターの縁に影ができる三日月や半月頃の方が適しています。ちょっと残念ですが、日を変えてご覧になるとよいでしょう。
八月十五夜 - Wikipedia
中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを「無月(むげつ)」、
中秋の晩に雨が降ることを「雨月(うげつ)」と呼び、
月が見えないながらもなんとなくほの明るい風情を賞するものとされる。
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