閏月 - wikipedia
閏月(うるうづき/じゅんげつ)とは、旧暦すなわち太陰太陽暦において加えられる「月」のこと。これによって一年が13ヶ月となる。
解説
太陰暦は、空の月が欠けて満ちそして再び欠けるまでを「一ヶ月」とし、それを12回繰り返すことで12ヶ月すなわち「一年」としている。しかしこの月の満ち欠け(平均朔望月 = 約29.530 589日)による12ヶ月は約354.3671日であり、太陽暦の一年(約365.2422日)とくらべて約11日ほど短いので、この太陰暦をこのまま使い続けると暦と実際の季節が大幅にずれてしまう。このずれは11×3=33日つまり3年間で1ヶ月分ほどになる。
そこで太陰太陽暦ではこの太陰暦の12ヶ月に、約3年に1度、1ヶ月を加え13ヶ月とし、季節とのずれをなるべく少なくする調整をする。この挿入された月を閏月という。これは二十四節気の節気と中気を、一年12ヶ月それぞれの月に割り当てるが(立春を一月の節気、雨水を一月の中気とするなど)、暦をそのまま使い続けると二十四節気とは次第にずれが重なってくる。そのずれで中気が本来割り当てられた月のうちに含まれなくなったとき、その月を閏月としたものである。
九月十三夜 - wikipedia
八月十五夜(旧暦8月15日から16日の夜)の月に対して、九月十三夜(旧暦9月13日から14日の夜)の月は「後(のち)の月」と呼ばれる。十三夜は日本独自の風習と言われている。ちょうど食べ頃の大豆や栗などを供えることから、この夜の月を豆名月(まめめいげつ)または栗名月(くりめいげつ)と呼ぶ。
江戸時代の遊里では、十五夜と十三夜の両方を祝い、どちらか片方の月見しかしない客は「片月見」または「片見月」で縁起が悪いと遊女らに嫌われた。二度目の通いを確実に行なうために、十五夜に有力な客を誘う(相手はどうしても十三夜にも来なければならないため)風習があった。
なお、旧暦の閏月で閏8月または閏9月が挿入される場合に1年で十五夜または十三夜が二度現れることがあり、二度目についてはそれぞれ「後の十五夜」、「後の十三夜」と呼ばれていた。
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就寝前にここにたどり着きました。
私はかぐや姫なのかも(笑)
えっと~今月は2回?月の満ち欠けが見れるのかしら?解釈合ってます??